第49回仙台市高等学校女子ソフトボール選手権大会(結果)
令和4年7月30日〜31日(日)
仙台市海岸公園野球場
表記大会が開催されました。
初日は4球場でリーグ戦
各球場の順位で二日目のトーナメント戦を実施。
結果は,上記の通りです。
1位グループの決勝は,利府高等学校対宮城第一高等学校で争われ,12対2で利府高等学校が優勝しました。
決勝1回表,宮一は,固くなったのか,今まで勝ち進んできた内容とは全く違って,大量点を利府に献上し
ゲームは決まってしまった感がありました。
何せ2日間猛暑。仙台は最高気温36.5度だったそうです。
まさに溶けてしまう。朝の検温が36.1度でしたから、それ以上でしたね。
選手も関係者も大変したが,無事終了できそれが何よりでした。
この大会で各校課題も見つかったと思います。秋の新人戦に向けてチームづくりをして行ってください。
優勝校、準優勝校の表彰と各校優秀選手賞の授与が行われました。
表紙の写真は,戦いが終わった後のグラウンドです。
この静かで綺麗に整備が終わった感じがいいですよね。
今回の大会,準備も後片付けも選手にお手伝いいただき本当に助かりました。
ありがとうございました。
しかし暑かったですね。2リットルのボトルでは全然足りませんでした。
今大会で、ある試合で以下のようなことがありました。ルールに関しますので
ご紹介します。
[ルール]
打者走者が1塁を回ったところでオブストラクションが出ました。(走路妨害)
打者走者は,2塁を回り3塁へ。そこで監督から本塁へ突入の指示。
打者走者は本塁の手前でアウト。
監督からは,オブストラクションが出ていたので本塁まで走らせたが,3塁に戻して
セーフではないかと質問がありました。
ルール8−4項2<効果>2
走塁妨害が発生した時(ランダウンプレーを含む)は
(1)ディレードデッドボール
(2)走塁を妨害された走者および他の走者は,審判員の判断により妨害がなければ
達していたと思われる塁までの安全進塁権が与られる。
ここまでは知っている方も多いのですが,
重要なのは(注3)(注4)の注釈です。
(注3)走塁を妨害された走者は,その塁間ではアウトになることはない。この走者は
次の塁に進むか,触塁した塁に戻らなければならない。
(注4)走塁を妨害された走者は,審判員の判断により妨害がなければ達していたと思われるより
先に進んで触球された時は,アウトになる。
つまり1塁でオブストラクションが出たので,1、2塁間ではアウトにはなりませんが、
さらに進んだのです。
もしかしたら3塁で際どいタッチプレーがあれば、審判員の判断でセーフにしたかもしれませんが、
さらに本塁に突入し、楽々アウトだったと言うことです。
(注4)です。
ルールブックではこの(注)が、非常に重要なのです。
これから2種1種を受験する方は、(注)には注意が必要ですよ。
(注)からはよく出題されます。
[もう一件]
投手がセットした後に大きくバランスを崩し、体が大きく傾いたのを立て直して投球した。
この投球は不正投球ではないかとのプロテストがあった。
当該ゲームを見ていたわけではありませんが、球審は不正投球とし試合を再開した。
ルール6−3項3
「紛らわしい投球動作をしてはならない。」
と言うことで、不正投球の採用は、適切だったと思います。
走者をワンベース進塁させ、打者にはワンボールを与え再開。
シーズンオフにはまた、今シーズンの事例をまとめてUPしますね。
さて、当大会のあとはしばらく約1ヶ月大会がありません。
次は9月の3日4日が、高校新人戦の地区大会。もう新人戦の話が。この前総体が終わったと
思ったのに驚くほど月日が経つのが早いです。
同日河北杯一般の大会です。
また、審判のやりくりが大変ですよ。
審判は8月6日7日が、県協会主催のスキルアップ研修会(実技)
今年2種1種を受験する審判はもちろん自分のスキルをもっと磨きたい審判も集まります。
マンツーマンで試合の中で指導を受けられるという研修会。筆者も受講したときは
大変勉強になりました。
今回も、自己研鑽のため参加と思っていたのですが、
高知に行くため都合つかずです。
3日から高知に鰹のたたきを食べに行って参ります。
そのお土産話は、帰ってきてからまとめてUPしようかなと思っています。では。