米国のアンパイヤマニュアルを覗いてみました。天邪鬼審判のツイート的ブログ
リーグ審判のポジション
日本リーグの塁審の立ち位置(リーグ試合写真参照)がだいぶ後ろだなあと思って,
何メートル位なのかって興味を持ちました。
野球のベースの位置とソフトボールベースの位置から推測して
何メートル位に立っているのか?
野球は塁間90フィート(27.431m)ソフトボールは60フィート(18.29m)
リーグ審判(塁審)が立っている位置はソフトボールのベースから後方に
8M〜9Mの位置と思われます。
私がこんな距離で立っていたら絶対注意されます。😀被害妄想(◞‸◟)
競技者必携の規定
日本では,競技者必携で立ち位置を規定しています。
走者がいないときは,ベースから後方に5.5M,走者がいるときは,4.5M
ジャッジは,は3.5Mに近づいて行う。
米国の審判マニュアルでは
それでは本場米国では?米国のマニュアルでは何と規定されているのか興味が
あって調べてみました。
18フィート〜21フィート(約5.486m〜6.4m)と書いてあり、
厳密に距離を規定してませんね。
ジャッジはミニマムで10フィート〜12フィート(約)3.048m〜3.648m)に
近づく。
一考察
日本では厳密に距離を規定していますが,米国はアバウトに表現しています。
要は,その範囲の中であとは自分で決めなさいと。
私が考えるに、ベースから遠い位置に立っていてもプレーが行われたときに,
適正な場所に移動できるフィジカルがあれば許容の範囲ということでは?
ひねくれた読みでは
本来,審判個々の運動能力によって違ってくるとも言えるのではないのかなと。
しかし、それを審判の個人判断に任せると信用できないので
大体この距離なら審判をしている人大多数に適正なのではと目安を出しているんだと
思います。
ところが日本人は、だいたいと言われると大体じゃわからん,という気質ですよね。
それで日本らしく数字で正確に規定しているということだと思います。
私は多分、6mと7mにポジション取ることが多いです。
厳密に言えば規定違反のひねくれもの?
ちなみに野球の場合,走者がいない時は,ベース後方約5m,いる場合は
ベース後方約3mと書かれています。でも実際野球の審判はもっと後方に
いると思います。逆に走者がいる時は1塁審なんかすごくベースに近いですよね。
米国ソフトボール審判マニュアルの感想
今回アメリカのマニュアルをみて思ったことは,倫理規定,安全対策が結構な
ボリュームで書かれていること,1審制2審制のメカニクスも作られていることです。
これって審判員数が減少傾向なので今後必要になってくるのではないでしょうか?
アメリカのゲームをYouTubeで見ると球審が打者走者を追いかけて1塁2塁と
内野を回っているケースがありますが,1審制2審制のメカニクスに書いてあります。
個人的に練習試合とかは2審3審でやった方が、体はきついですが、
すごく経験が積めると感じています。
それにしても1審2審制は走れないと大変ですね。対応できる審判も少ないと思いますが。
高齢化の波が押し寄せてますから。(私も例外ではない)
今回たまたま興味があって米国の審判マニュアルをみてみましたが、
ここ面白いと思ったらご紹介します。Googleの翻訳機能って便利ですね。
間違った解釈があれば大目に見てください。