FC2ブログ
解析はここから(但しgoogle analyticsはhead終了タグ直前) -->
仙台市宮城野区ソフトボール協会

[ルール&事例集]走者の位置はそれでいいの?ゆっくり確認して再開しよう。

2023/01/23
ルール&事例集 0
DED0DABF-CB44-4205-8F01-7758E842FE19.jpeg
昨年の2種認定会実技試験の写真


前々回の事例でもあげましたが、ゲーム再開時の処置が適切か否かについてです。
仙台市研修会での事例です。

【事例】
一死走者1塁,エンドランの打球が,2塁手へのゴロ。
2塁手が1塁にトスした送球が,大きく外れ,場外へ。
一死走者2,3塁で試合を再開した。
ある塁審は,グラブトスの時,1塁走者が,2塁を回っていたと認識していたが
試合再開時の走者の位置に,異議を唱えなかった。

〈対応〉
正しくは,得点1,一死走者2塁で再開すべきだった。
ルール8-4項8
「野手の手から球が離れた時の走者の位置から,2個の安全進塁権が与えられる。」

*判定に確認が必要な時は,迷わず副審を含めた5人で協議(確認)すべきでした。

なぜ,この事例を取り上げたかというと,時々,ゲーム再開時の
走者位置に間違いがあるからです。あってはいけないのですけど。

球審が全てを把握すべきでしょうが,プレーが動いている時に,走者が
回っていたか否か,必ずしも確実に見られないケースもあります。
見ていた審判が,協議要請すべきでした。
プレー再開後に「変だなとは思ったんだけど。」言われても
どうしようもありません。

ゲームは副審含め5人で審判をしているという意識を徹底していきたいということで
あえて,この事例を挙げました。
最近は、副審の重要性をヒシヒシと感じてます。
「副審配置で楽でいいなあ」と言う副審がいたら、
「副審はイジェクション(退場)!」ですよ。😊

また,このケースはプロテスト(抗議)対象のケースです。
・審判員のルール適用の間違い
攻撃側監督は,プロテスト(抗議)していいのですから,再開前に
走者の位置の確認を求めても良かったと思います。

球審デビューしたルーキーには、塁審、副審が特別丁寧なサポートを
して欲しいです。


雑感
協会関係の行事予定が、どんどん入ってきました。
理事役員会、専門委員会、総会、伝達講習会などなど。スタートコーチ研修会もあります。
学校関係で言えば、練習試合や遠征などの情報も聞こえてきて
練習試合の審判要請もチラホラと来ています。
寒波到来で寒い時期ですが、スケジュール表に行事を書き込んでいると
確実にシーズンが近づいてきたことを感じています。
来月には、来年度の大会予定情報などもUPいたします。

今週は積雪、凍結注意です。転んで怪我などしませんように。








Comments 0

There are no comments yet.