日本スポーツ協会公認ソフトボールスタートコーチ養成講習会(案内)
標記講習会は,日本スポーツ協会が,新たな制度として創設した指導者になるための講習会です。
2019年に,社会的な変化,スポーツに対する価値観の多様化,スポーツ指導者による暴力,反倫理的行為
など社会問題に対応した新しい時代にふさわしいコーチングが求められることから,スポーツ指導者制度が改定施行されました。
競技別指導者資格では,下から指導員,上級指導員,コーチ,上級コーチだったのが
順にコーチ1,コーチ2,コーチ3,コーチ4,になり
さらに今般,コーチ1より取得しやすいスタートコーチが新設されました。
スポーツ環境の変化,特に地域スポーツ活動,スポーツ少年団,学校運動部活動のおいての
環境整備が急がれる中,競技上位資格者と協力して安全で効果的な活動を提供するため
指導者を増やすことが目的でもあります。
全国的には全く人数が足りてなく,講習会を各県で積極的に開催している状況です。
一向に無くならない指導者によるパワハラ,セクハラの根絶へ向けた指導者教育。
プレーヤーのことを最優先に考えるコーチング等
そのようなことに重点をおいた講習会となっています。
技術的なコーチングができなくても構わないというか,それよりも指導者資質の向上に主眼が置かれているように思います。
「グッドコーチとは」「プレーヤーズセンタード」と言った
ことを中心に講習は進められます。
宮城県においては,来年2023年3月に開催予定となっており,現在,宮城県ソフトボール協会ホームページでも募集しております。(リンク先にありますのでご覧ください)
意識のある方はぜひ受講をお勧めします。
気づきと感想
「なぜパワハラ、セクハラが根絶できないか?」
「管理職にしてはいけない人を管理職にするから」「指導者にしてはいけない人を指導者にするから」です。
ただ、組織上、チーム事情等々で既になっている、なってしまう、あるいはならざるを得ないなどのケースがあるわけです。
問題のある人が指導者・管理職教育の指導側にいるということも多々あります。
ソフトボールにおけるパワハラ・セクハラ撲滅にはまず
グラウンドでの怒り狂った指導者の怒鳴り声の撲滅が、大事だと思います。
先日の育英高校須江先生(監督)のテレビ番組よかったですね。
怒らなくてもチームは強くなるいい例ではないでしょうか?