分からないことは,正しく聞こう。
2022年11月16日
仙台市宮城野区ソフトボール協会
会長 荒井 正勝
「分からないことは,正しく聞こう」
この歳になっても、知らないこと,分からないことがいっぱいある。
おまけに忘れることが増えてきた。
論語に「知らぬを,知らざるとなす,これ知るなり」とある。
知らないことをそのままにせず,しっかり聞いて理解すること。
これが「知る」ということだ!!という意味のようだ。
自分の性格上,学んだこと,教わったことに疑問や納得がいかないと,
とことん知りたくなるところがある。
それが「しつこい」とか「理屈っぽい」と嫌われることもある。
「聞くは一時の恥。知らぬは一生の恥」という諺もあるから,許していただきたい。
審判員として意欲を持って生き生きと活動するには,自分のジャッジ,行動に自信を持つことが大切である。
それには,自分が抱えている疑問や「なぜそうするのか?」と言う様々な疑問に,根拠のある説明を得て,自分自身が納得していることが大切でる。
例えば,グランドの設営作業時には,私服を着用し,審判服を着用してはならないのはなぜか?
試合において,帽子を取る場面は,試合開始と終了時の挨拶の時のみであるのは何故か?
審判員の資格を得たと時に配られる,緑・青・赤のバッジは,合格通知を得た時の他
どんな場面で使われるのか?
現行の最新審判服は,どのような経緯で作られたものか?
薄すぎて下着の透ける対策として,新たにインナーシャツを着用しなければなくなったのはどうして?
年度ごとに,左肩に着けてきたワッペンも,ユニフォームの薄さ故に着けられず,
今後の行方さえ示されないのはなぜ?等々
次元の低い疑問かも知れないが,私には納得し難い様々な取り決めが,
いつの間にか正式な行動パターンになっている「上意下達」!
こんなつぶやきは,下々のボヤキと切り捨てられてはならない。
悪法も法なりで,いやでもそれに従わなくてはならない世界が作られていく。
個人はおろか,支部協会も県協会も,日本ソフトボール協会に対して物申す者は皆無である。
「寄らば大樹の陰」「長いものには巻かれろ」「虎の威を借るきつね」・・・
好きな言葉ではない。
納得出来ないことには,しっかりした説明を求める競技者でありたい。