チコちゃん的ソフトボール用語解説
Question
野球やソフトボールの試合で,球審が「ストライク」とか「ボール」とコールしているが,
あれってどんな意味なの?
Answer
ストライクとは,打者が打たないで,ストライクゾーンを通過した投球が来た時「今の投球は,打てるコースにきた球(ボール)だから,次に来たときは打ちなさいよ!」という打者に対する激励,勧告の言葉。
ボールとは「ストライクゾーンを外れて,打者が打ちづらい,アンフェアなボール!」次の投球は,打てるストライクゾーンに投球しなさい!」という投手に対する警告の言葉。
ストライク=Strike=打ちなさい
ボール=un-fair-ball=打ちづらい投球
野球の始まった当初は,球(ボール)を打って,遠くへ飛ばして楽しむスポーツだった。
だから,審判員(球審)は打者や観衆に代わって,打ちやすいゾーンに投球するように警告したんだ。
ところで,現在の野球やソフトボールはどうなんだろう?
打者は,バントしたりチョップヒットしたりする。
投手は,速球・変化球・ストライクゾーンに見せかけて実は打ちづらいボールを投げて打たれまいとする。
つまり,当初の精神とは変わって,打って楽しむ野球から,得点差にこだわった勝利を楽しむスポーツへと変わったんだね。
スローピッチルールで楽しむソフトボールがわずかに,当初の打って楽しむと言う精神を残しているのかな?