審判エレジー(哀歌)
審判エレジー(哀歌)荒井会長より寄稿いただきました。
昔,審判員の飲み会などの席で,こんな替え歌が唄われていた。
プロの球場 後楽園(甲子園)
おいらのグランド 河川敷
姿 スタイル 違っても
紺の制服 みな同じ (当時の審判服は,上下紺色でシャツは長袖のみ)
明日は家族のピクニック
楽しかるべき 団欒に
無情な 電話のベルの音
「明日も頼むと!」 鬼(審判部長)の声
今朝も晴れたよ 雲もなく
そっと布団を 抜け出して
妻の寝顔に 手を合わせ
かあちゃんごめんよ 勘弁な
慣れたこととは言いながら
長靴 水取り 砂運び
地位も 名誉も 顧みぬ
天下御免の ソフト馬鹿
この歌は,藤圭子他が唄う「練鑑ブルース」のメロディーに合わせる。
最初に歌ったのは,健康ボール(現在はナガセケンコー)の吉田次郎氏であったと記憶する。
他にもいくつか替え歌があった。
時代も服装も変わったが,どこか,今も共通する何かを感じさせるものがある。
(管理人から)
藤圭子,存じてましたが,「練鑑ブルース」は,わからず,NETで調べました。
3番の歌詞には,すごく共感しました。
仙台市ソフトボール協会には,競技部という部門があり,審判兼任で活動しています。
グランド作り,各種用具の搬入搬出,砂運び等大変な重労働を引き受けていただいています。
そのような裏方の活動もぜひ皆さんに知っていただけたら幸いです。